2010年 02月 11日
板作りのポイント・・・その2 |
「板作りのポイントその1」の続きを書きたいと思います。
土の両脇に「タタラ板」を重ねて置きます。
一番下の青く塗ってある板は「捨て板」と言いまして…。
土を叩いて伸ばすと、叩いた手の跡が付いて、表面がボコボコしますよね?
この部分を1枚捨てるために、薄い板を一番下に入れます。
これが「捨て板」
このように、重ねたタタラ板の、上5㎜以上土が顔を出すようにします。
一番上も、1枚土を捨てたいからです。
タタラは上と下、1枚づつ捨てて、なかのキレイな土を使います。
よく、1番上を麺棒でのして使う方がいますが、一見平らになったようでも、下の土との厚みはまず合いません。
大抵、1番上ののした土が薄くなります。
ですから、のさなくて済むように、土は多めに練りましょう^^
そしてタタラを切ります。
タタラ板の上に親指を乗せて、親指に体重をかけるような感覚で切ります。
手が痛いからと言って、手前に手前に引っ張ると、指がタタラ板から浮いてしまいます。
力が入りにくければ軍手をする等して、『床』に向かって体重をかけるようにして切っていきます。
切った土で皿を作りますが、それはまた次回・・・。
「その3」へ続く。
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by tabibitonomaki
| 2010-02-11 06:51
| 技法・作り方