2010年 02月 12日
板作りのポイント…その3 |
◆今までの記事◆
その1
その2
スライスした土は、そ~~っと持ち上げます。
指で持つと、そこだけ土が伸びちゃいます。
手のひらに乗せたりすると、また土にクセが付きます。
一番良いのは、写真のように一辺を両手でそっと挟んでゆっくり持ち上げること。
ベタベタ触ると焼成時に歪む原因になるので、注意しましょう。
タタラはとにかく無駄にいじらない!
ヘラでいろんな方向に押さえて、クセを抜きます。
切り糸でスライスした時に土に付いた負荷を、ここで取り除きます。
縦、横、斜め、いろんな方向に、均一に押さえます。
今回はサラシの布で、細かい布目を付けます。
布のシワが出ないように、ピッタリと土に撫でつけて馴染ませます。
手拭いで挟んだら、砂袋で均等に叩きます。
この作業も、「土に模様を付ける」という意味だけではなく、「土のクセを抜く」という意味でも、とても有効な手段です。
そのままひっくり返して、裏も・・・。
型紙に合わせて、針を垂直に入れて切ります。
では~次は切り口の処理と、形作りです^^
「その4」へつづく。
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by tabibitonomaki
| 2010-02-12 06:53
| 技法・作り方