お待たせしました。今日で形作りは完結です。
◆以前の記事◆
その1
その2
おおよその形は出来ましたが、
口周りが、紐の切り口むき出しでカッコ悪いので、
補強も兼ねて装飾です。
竹ベラで傷をつけて、接着剤代わりの泥を塗ります。
傷をつける時に、よく針を使う方がいますが、
竹ベラや
竹串など、少し太さのあるものを使いましょう。
針のように細いものだと、つけた傷が浅すぎて、土が噛み合いません。
ねじった紐を、ぐるりと巻いていきます。
軽く乗せるのではなく、押しつけるように・・・。
土台の土にしっかりと密着させ、隙間が出来ないようにします。
最後にはみ出た泥を、筆やヘラで取り除いて完成です。
今回くらい浅くて小さな作品なら、本体と紐のつなぎ目は補強しなくて大丈夫ですよ^^
これくらい大きくて、高さのある作品だと、崩れやすいので竹ベラなどを使って、しっかりくっつける必要があります。
やっぱり紐つけると違うね~^^
くちが締まって、力強く見える♪
作者さんは、
「次は白土と赤土を編もうかな・・・。」
と、次回作に燃えています!
おぉっ!それは面白そう!どんなふうに仕上がるのか、見てみたいですね^^
最後に・・・これから作ろうという方のために、紐を組む時のポイントを2点。
◆テーマは『きつく編む!』◆
その1の5枚目の写真。
最初に横に紐を並べていますが、
上の4本のように、詰めて並べましょう。
ここですき間が大きいと、編目がスカスカになってしまいます。
その2の1枚目の写真。
縦紐を入れる時に、紐の凹凸にフィットするように、少し指で押さえます。
この方、人差し指で押しながら紐を乗せていますよね?
こうすると、紐どうしの間隔が密になって、丈夫なお皿になります。
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